良好な住宅環境形成を目指す造成地で、大型L型擁壁が盛土後に即時沈下し傾斜。
一部盛土撤去・足場設置により施工品質管理を徹底し、安全に沈下修正を完了した事例
建築物概要
| 所在地 | 神奈川県横須賀市 | 
|---|---|
| 建物名 | L型擁壁 | 
| 構造・規模 | 現場打ちL型擁壁(H7500~H5500) | 
| 基礎構造 | 直接基礎 | 
| 復元総重量 | 約 ― t | 
| 復元平面積 | 284 m² | 
| 最大沈下量 | 70 mm | 
| 指示地盤土質 | |
| 注入孔数 | 37ポイント | 
| 工期 | 14日間 | 
実施概要
神奈川県横須賀市の宅地造成地にて、H7,500~H5,500の大型L型擁壁が、盛土施工後に即時沈下を起こし、傾斜が確認された。
本地区は自然環境を活かしつつ良好な住宅地として整備する開発計画が掲げられ、街づくり理念を継承した安全性・景観性の確保が求められていた。
盛土地盤の圧密沈下特性が影響したと推定され、擁壁の変位は周辺宅地の造成計画にも大きな支障を与える恐れがあったため、早期の修繕が必要とされた。
実施施工
安全性を最優先し、まず擁壁周辺の盛土の一部を撤去して足場を設置し、施工管理体制を確保した。
その後、JOG工法を用いて地盤を段階的に補強しながら擁壁のリフトアップを実施。
変位をオートレベル、下げ振り計測にて常時計測し、傾斜精度を確認しながら慎重に復元した。
施工は周辺造成工程に影響を与えることなく完了し、計画通り住宅基盤の安全性を確保した。
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