L型擁壁不同沈下復元工事

建築物概要

所在地 京都市山科区
建物名 L型擁壁
構造・規模 H=3000
基礎構造 直接基礎
復元総重量 約 50t
復元平面積 29 m²
最大沈下量 80mm
指示地盤土質 粘土混じり砂礫(N値6)
注入孔数 14ポイント
工期 7日間

施工概要

この構造物は長年の地盤の圧密により沈下した。そのため、擁壁全体が傾き、目地部のズレが生じた。擁壁の剛性は保たれた状態で傾斜している。なお、圧密沈下はほぼ終息域にあると考えられる。

実施施工

擁壁背面土を一部基礎に載せた状態で掘削し、擁壁底盤に直接注入管を設置し施工した。前面側には石積みがあり、注入による影響を最小限に抑えるため、石積みの挙動監視も行いながら慎重に緩結性、瞬結性のグラウトを複合的に注入し沈下修正を行った。

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