大型地下構造物の傾斜修復工事
建築物概要
| 所在地 | 宮城県仙台市 |
|---|---|
| 建物名 | 藤田地区クリーンセンター |
| 構造・規模 | RC建屋 |
| 基礎構造 | ベタ基礎 |
| 復元総重量 | 約 2500 t |
| 復元平面積 | 334 m² |
| 最大沈下量 | 32 mm |
| 指示地盤土質 | 砂質土 |
| 注入孔数 | 33ポイント |
| 工期 | 21日間 |
実施概要
本構造物は農業集落排水施設管理室やブロア室などは地上にあるが汚水処理施設の水槽の多くは地下に配置されている3.11 東日本大震災によって被災し、傾斜したものである。
最大約32mm 不同沈下している。構造物としての剛性は十分保たれた状態と判断され基礎の深さ及び形状、地盤条件等から、特殊注入によるJOG工法が最も適していると判断され施工された。
施工時期が冬期ということもあったが、比較的安定した地盤(GL-6m)に注入する為、品質への影響や、天候による工事の遅れもなくスムーズに施工できる事ができた。
実施施工
