神戸市、液状化現象によるオフィスビル地盤沈下の復元

神戸市、液状化現象によるオフィスビル地盤沈下の復元

独立地中梁・実施例

建築物概要

所在地 神戸市中央区北長狭通
建物名 オフィスビル
構造・規模 RC構造、4階建て
基礎構造 独立地中梁
復元総重量 約 740t
復元平面積 約 63m²
最大沈下量 400mm
指示地盤土質 砂質土
注入孔数 11ポイント
工期 10日間

施工概要

阪神大震災において、広い地域で激震による振動で雑多な土質の緩みが発生し、最大400mm沈下したが、建物の柱や壁などにはほとんど亀裂が見られず、構造体に損傷はしていなかった。

実施施工

この建物は両端に独立基礎があり、地中梁によって補強されている。独立基礎部に5本の注入管を設置し、流動性のない懸濁性薬液を圧入し地盤を圧縮強化しながら復元した。また、地中梁下部と土間に隙間が発生する為、内部より充填注入を行った。

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