マンホール及びヒューム管のレベル調整工事
埋設構造物を注入によりリフトアップした事例
施工写真
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建築物概要
所在地 | ニュージーランド |
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建物名 | RCマンホール 、ヒューム管 |
構造・規模 | 既製品マンホール2m×2m 、ヒューム管2m×20 |
基礎構造 | 直接基礎 |
復元総重量 | 約 2 t |
復元平面積 | ヒューム管20m程度、マンホール4.41m² |
最大沈下量 | 130 mm |
指示地盤土質 | シルト混ざりの砂礫 |
注入孔数 | 24ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 7日間 |
施工概要
New Zealandでは、2011年2月のカンタベリー地震とその余震により、クライストチャーチ市などで広範囲の液状化被害が発生。2年が過ぎた現在(2013年6月)も中心地はレッドゾーンとして立ち入り禁止地区が大半を占めている状況である。
マンホールとヒューム管は地震前の推進工法施工中に、軟弱地盤とそうでない地盤の絡みと地中に樹木等があった為、推進が真っすぐ施工できなかったことや、カンタベリー地震の液状化現象により躯体が設計勾配の逆に不同沈下していた。
実施施工
当初はマンホール最大130㎜の修正計画であったが、現地ではインフラ整備が急ピッチで行われ復元対象マンホールから延長する新設ヒューム管工事も同時に進められていた。
しかし、工事過程で矢板を抜いた際に新設ヒューム管が沈下した為、計画復元量を少なくするか新設部分も嵩上げするかで協議することになった。
協議の結果、復元量を1/3程度にすることで、新設部分との取り合いを確保し施工することになった。
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