千葉県浦安市美浜3丁目、木造住宅傾斜復元工事
施工写真
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外観
施工前
施工後
JOG施工図
建築物概要
所在地 | 千葉県浦安市美浜 |
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建物名 | 住宅 |
構造・規模 | 木造2階建住宅 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
復元総重量 | 約 60 t |
復元平面積 | 89 m² |
最大沈下量 | 194 mm |
指示地盤土質 | 砂質地盤 |
注入孔数 | 24ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 12日間 |
施工概要
2011年の東北地方太平洋沖地震(震度6弱)の液状化現象によって東京湾エリアの戸建住宅の液状化被害の件数は、19,000棟を超え想定を上回る深刻な被害が生じた。 特に千葉県浦安市に関しては昭和39年の公有海面埋め立て事業により市域のほとんどが埋立地だったこともあり、全壊~一部損壊の件数は8000棟を超えた。
実施施工
お客様の声
○貴社にお願いした理由は、以下の三点からでした。
①沈下修正工事と液状化対策は別物だ。
・薬液を注入すると液状化対策も可能と言う業者も数多くありましたが、その中で貴社は、出来ること(面で持ち上げるので、躯体に優しくmm単位での修正が可能)と、出来ないこと(液状化対策は不可)を、明確にしていた。
②基礎と地盤を虐めては、いけない。
・浦安地区では、N値が高いのは、地上から約2m以内です。従って、安定している地盤を堀起こして、埋め戻す工法は理屈に合わない。掘り起こし、埋め戻す過程で地盤の構成(土+空気+水)が悪化する。
③工期は短い方が良い。
・工期の長い業者は無理・無駄がある(工事代=人工代)
・何時の時代もシンプルイズベスト。
○結果、納得にいく満足のいく工事内容でした。
①●●チーム4名、それぞれの役割が明確であり、一連の工事の流れに無駄がなかった。
②●●氏のお言葉、「JOG工法のデジタル(計算し尽されたシステム)と、私ども現場を担う人間のアナログ(現場での直感・感性)の組み合わせが、良い作品(沈下修正工事)を生む。」「現場は千差万別、基礎の直下に薬液を注入するだけにトラブルもストレート、それだけに、想定外のことを、想定しつつ対応しなければならないので、油断大敵」「弊社社長は、技術開発に、朝から晩まで油塗れになって取り組んでいる(書籍の中でしか分りませんですが、本田宗一郎氏を彷彿致しました)」などを聞くにつけ、良き現場責任者に巡り合えたと感謝しています。
③昨年夏に、美浜自治会主催の沈下修正工事に関する業者プレゼンテーションに、貴社を推薦させて頂いた以来のお付き合いの◎○部長、△△氏(工事期間中にお越し頂きました)に感謝申し上げます。又、工事着手と同時に☆☆副社長自ら、わざわざお越し頂いたことは、恐縮と同時に感謝の念で一杯でございます。
今後も貴社の工法を一人でも多くの方が、体感できるように、微力ながら宣伝することで、感謝の気持ちに代えさせて頂きたいと、思います。