千葉県浦安市美浜3丁目、木造住宅傾斜復元工事
施工写真
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建築物概要
所在地 | 千葉県浦安市美浜3 |
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建物名 | 住宅 |
構造・規模 | 木造2階建て |
基礎構造 | ベタ基礎、深基礎 |
復元総重量 | 約 50 t |
復元平面積 | 58 m² |
最大沈下量 | 83 mm |
指示地盤土質 | 砂質土、液状化地盤 |
注入孔数 | 19ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 7日間 |
施工概要
平成23年3月11日三陸沖を震源とするマグニチュード9.0 の地震が発生し、宮城県栗原市で震度7、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県 37 市町村で震度6強を観測した他、東日本を中心に北海道から九州地方にかけての広い範囲で震度6弱~震度1を観測した。これは 1900 年以降に我が国で発生した地震では最大の地震である。また、世界でみても4番目の大きさの地震であった。
この地震に伴い、東北地方から関東地方北部の太平洋側を中心に、広範囲にわたって液状化現象をはじめとする地盤変状が生じました。特に千葉県は浦安市は8000棟以上にのぼった。
実施施工
扁平鋼管や油圧ジャッキなどの構造物に局部的な力が作用する地切り縁切り作業を行わず。特殊注入のみだけで基礎下部地盤の改良工事と建物のリフトUP傾斜調整を行いました。