千葉県浦安市美浜3丁目、木造住宅沈下修正工事
施工写真
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建築物概要
所在地 | 千葉県浦安市美浜 |
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建物名 | 住宅 |
構造・規模 | 木造2階建て一部増築 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
復元総重量 | 約 60 t |
復元平面積 | 70 m² |
最大沈下量 | 60 mm |
指示地盤土質 | 砂質土、液状化地盤 |
注入孔数 | 26ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 7日間 |
施工概要
東日本大震災では、関東でも広範囲で液状化現象が多発。千葉県浦安市によると、市の面積約17平方キロの約4分の3に当たる埋め立て地の大部分で液状化を確認。約8800戸が応急危険度判定を受け、少なくとも約480戸が全半壊とされた。
実施施工
ベタ基礎の一般住宅であったが、震災までに洗面浴室部分が増築されていた。事前調査した結果、基礎はブロックを使用し既存基礎との緊結が確認できなかった為、増築部分を油圧ジャッキで持ち上げる(ジャッキアップ工法)ことにした。
建物に局部的に負担をかけないように本体の動きに合わせ増築部分に仕込んだジャッキで調整した。