広島県、太田川病院管理棟段差補修工事
施工写真
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建物全景
施工前
施工後
JOG施工図
建築物概要
所在地 | 広島市東区戸坂千足1-21-25 |
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建物名 | 医療法人社団輪仁会 太田川病院 |
構造・規模 | 鉄骨造5階建て事務所 |
基礎構造 | ベタ基礎、地下ピット |
復元総重量 | 約 800t |
復元平面積 | 120m² |
最大沈下量 | 100mm |
指示地盤土質 | 粘性土層 |
注入孔数 | 17ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 16日間 |
施工概要
管理棟は平成14年3月に完成してから現在にいたるまでに約11年間で最大100㎜程度沈下していた。ボーリング調査結果から沈下原因は支持地盤はN値1~2の粘性土層(細砂~中砂を混入する砂質~砂混りシルト、ほぼ均質な粘性質シルトで構成され、腐植物を混入する。)で層厚約4.50mの部分が圧密したと思われる。
構造物は剛性もあり、ほぼ均等に沈下している不同沈下にみられる機能障害は起こっていなかったが、本館側が杭基礎構造だった為、EXP.J部分で段差が生じていた。病院という事もあり「車いす」やス「トレッチャー」などの走行がしやすいようにスロープでなくJOG工法で建物を全体的にリフトアップすることによって段差補修しバリアーフリー化を行うことになった。
実施施工
軟弱地盤の為、下記グラフにみられるように、隆起後のリバウンドも大きく、上げ越しを含んだ最終目標高を設定するのが難しかったが、何とか無事に施工することができた。