サーキット施設の不同沈下修正工事(千葉県)~ピット・ピットロードの精密レベル復元~

サーキット施設の不同沈下修正工事(千葉県)~ピット・ピットロードの精密レベル復元~

盛土造成地に建設されたサーキットで圧密沈下が進行し、走行や整備に支障。2期施工によりピットウォールとピットロードを段階的に復元した事例です。

建築物概要

所在地 千葉県
建物名 ピット・ピットウォール・ピットロード
構造・規模 RC造ピットウォール、エプロン
基礎構造 直接基礎
復元総重量 約 ―t
復元平面積 783m²
最大沈下量 80mm
指示地盤土質 粘土質盛土
注入孔数 125ポイント
工期 14日間

実施概要

千葉県の某サーキットでは、切盛造成地に建設されたピット・ピットウォール・ピットロードで圧密沈下が生じていた。造成地の粘性土層が圧密により沈下し、盛土部を中心に不陸や撓みが発生。走行時の安全性や車両整備作業に影響が出る恐れがあり、早急な修繕が求められていた。

実施施工

施工は2期に分けて実施した。
1期工事ではピットウォール(ガードウォール)の傾斜修正を行い、構造物の安定を確保した。
2期工事ではピットおよびピットロード(エプロン部)に対してJOG工法を適用し、段階的な薬液注入によって不陸を解消。レーザーレベルで常時計測しながら、高い精度で走行面を復元した。


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