液状化対策後のレベル調整工事

建築物概要

所在地 Carlton Mill Road, Christchurch, New Zealand
建物名 Riverside Apartments
構造・規模 RC6階建てマンション
基礎構造 ベタ基礎、独立基礎
復元総重量
復元平面積 約 90 m²
最大沈下量 30 mm
指示地盤土質 砂質土
注入孔数 19ポイント
工期 10日間

実施概要

2011年3月11日、「世界最大の液状化」で最も深刻な被害を受けたのは千葉県浦安市であった。一方、ニュージーランドのクライストチャーチでは、2011年2月の大地震後も余震の度に液状化が繰り返し発生している。さらに、日本と違い「再液状化」の問題が深刻であり、そのため、2年以上経った今も復興はなかなか進んでいない。このような背景から、本構造物においても「液状化対策」は重要な課題であった。

実施施工

2013年5月には、日本企業「ケミカルグラウト」の技術である高圧撹拌噴射工法「ジェットクリート工法」によって、既設マンションの液状化対策工事が実施された。その後、「JOG注入」によるレベル調整工事が行われ、段階的に対策が進められた。なお、この液状化対策に関する詳細は、「建設通信新聞」にも取り上げられている。

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