潮来市、液状化による沈下住宅の復元工事

潮来市、液状化による沈下住宅の復元工事

建築物概要

所在地 茨城県潮来市日の出
建物名 住宅
構造・規模 木造2階建て
基礎構造 ベタ基礎
復元総重量 約 40 t
復元平面積 約 65 m²
最大沈下量 約 250 mm
指示地盤土質 砂質土
注入孔数 21ポイント
工期 11日間

実施概要

東日本大震災で2011年3月11日に震度6弱を記録した茨城県潮来市。同市の日の出地区は海に面していない住宅街だが埋め立て地で、近くに霞ヶ浦、利根川、北浦などの湖沼や河川がある。潮来は【水郷】という名が示すとおり、かつて霞ヶ浦の一部であった沼地が干拓によって次第に陸地化され、人為的に造られた土地という特性があり液状化被害の直撃を受けました。

実施施工

また、舗装された道路は沈降せず宅地だけが沈んだために、道路が敷地より高くなってしまっている場所であった。自治体に対し住民からは「道路そのものの高さを低くしてほしい」との要望が寄せられたが、まだ方針が決まってはいなかった。
本物件復旧にあたっては約150㎜傾斜の復元を行い、尚も家全体を100㎜UPすることにより、現状のままでも(道路を低くしなくても)必要排水勾配を確保することができた。

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