三本塚クリーンサンター傾斜復元工事
建築物概要
| 所在地 | 宮城県仙台市 |
|---|---|
| 建物名 | クリーンセンター |
| 構造・規模 | RC平屋、RC浄化水槽 |
| 基礎構造 | ベタ基礎 |
| 復元総重量 | 約 1400 t |
| 復元平面積 | 220 m² |
| 最大沈下量 | 140 mm |
| 支持地盤土質 | 砂質土 |
| 注入孔数 | 24ポイント |
| 工期 | 16日間 |
実施概要
本構造物は3.11東日本大震災によって被災し、傾斜したものである。
全体的に北西方向に傾斜しており最大沈下量は約140mm沈下している。構造物としての剛性は十分保たれた状態と判断される。
基礎の深さ及び形状、地盤条件等から、特殊注入によるJOG工法が最も適していると判断される。
JOG工法は、地盤内に恒久性グラウトを多点インターバル方式で注入し、基礎もろとも押し上げる工法である。
実施施工
Youtube動画はコチラ >> https://youtu.be/oZbs5A0lxBk
宮城県で道路・河川構造物・下水BOX・公共建物の不同沈下対策をご検討中の自治体・設計企業・施工会社の皆様へ。
平成テクノスは、東日本大震災以降、数多くの公共インフラ復旧にJOG工法を提供してきました。
隣接県である 福島県・山形県・岩手県 でも、
・液状化によるBOXカルバートの沈下
・護岸・擁壁の前面傾斜
・堤防整備地の圧密沈下
・公共施設の基礎傾斜
などが多数発生しており、維持管理の重要性が高まっています。
JOG工法の公共向けメリット
・供用したまま構造物を復元可能
・交通規制を“最小限”に抑えた施工が可能
・複雑な不同沈下にも反力管理で対応
・注入圧をコントロールし安全性を確保
・大型構造物にも適用可能(BOX・擁壁・護岸)
宮城県のインフラ維持管理計画に適した沈下修正工法として、数多く採用実績があります。
技術検討・見積り・現地調査など、早期段階からご相談いただけます。
宮城県に加え、福島県・山形県・岩手県 の公共構造物にも対応しております。