台湾板橋市、昀信誠品ビル不等沈下復元工事
施工写真
写真をクリックすると拡大します
建築物概要
所在地 | 台湾台北縣板橋市三民路2段36號 |
---|---|
建物名 | 昀信誠品ビル |
構造・規模 | RC構造 地下1階 地上12階 |
基礎構造 | ベタ基礎 |
復元総重量 | 約 1800 t |
復元平面積 | 124 m² |
最大沈下量 | 約 45 mm |
指示地盤土質 | 砂質シルト、シルト質粘土の互層 |
注入孔数 | 16ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 30日間 |
施工概要
この建物は、隣接建物建設時に地下掘削工事の影響で不等沈下が認められたが、台湾921地震により沈下挙動がいっそう加速され傾斜を増大させた。
建物は、基礎も含め剛性は保たれたままと断定される。
実施施工
地下ピット内より削孔、注入管を設置し中結性及び瞬結性の恒久グラウトを基礎下部支持地盤にインターバル方式で注入し基礎もろとも建物を持上げた。
建物の変位は、レーザーレベルと高精度変位測定装置で管理を行った。