神戸市、阪神淡路大地震によるマンション地盤沈下の復元
施工写真
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施工前外観
施工後
施工後
JOG工法での復元
建築物概要
所在地 | 神戸市兵庫区今出在家町 |
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建物名 | マンション |
構造・規模 | RC構造 |
基礎構造 | ベタ基礎・一部布基礎 |
復元総重量 | 約 1,100t |
復元平面積 | 113.40m² |
最大沈下量 | 410mm |
指示地盤土質 | 砂質土 |
注入孔数 | 19ポイント |
施工方式 | 多点インターバル方式 |
工期 | 19日間 |
施工概要
阪神淡路大地震において、海岸部の広い地域で液状化と激震による振動で局部的な緩みが発生し、沈下したものと思われる。なお、調査後建物は合成が保たれたままで、2階より上は住居とされている為、施工による振動・騒音も少ないことが求められた。
実施施工
1階部屋内より削孔・注入管を設置し中結性及び、瞬結性の恒久性グラウトを基礎下部支持地盤にインターバル方式で注入し、建物を持ち上げた。隆起は建物の四隅と中間点の6ポイントをレーザーレベルにより管理した。